日本トルコ文化交流会 TURKEY JAPAN CULTURAL DIALOG SOCIETY

Mar11

トルコの新聞に、nittoKAIが協力しているシリアでの難民支援活動が掲載されました。

http://www.zaman.com.tr/gundem_japonyadaki-turklerden-suriyelilere-yardim_2204091.html


(訳)
アダナ 2014年3月10日 (月)
日本の情深い人々は、シリアで起きている悲劇に無関心ではいられなかった。トルコ系のNPOを通して、日本で集めた人道支援物資を、トルコのアダナで一家で避難しているシリア難民に届けた。現地を訪れた日本人記者は「これは優しさのバロメーター」だと話す。
日本で活動しているトルコのNPOは、日本の賛同者から集めた物資をシリア難民に届けるため、トルコへ送った。日本トルコ文化交流会と共に活動しているNPOは、毛布、タオル、子供服、成人服など30t.の物資をアダナに届けた。77000米ドルの義援金を持ってアダナを訪れた日本の新聞記者も自らの手でシリア難民たちに配った。
日本共同通信社のイスタンブール特派員のカンクルチ・ヤソウ・アキ氏は、日本で2年前に起きた地震の際にトルコ全土から支援が来たことに触れながら、この支援は人々の優しさのバロメータだと言う。日本人がシリア難民に支援をしたがっていると話すカンクルチ氏は、「日本ではサトウマイコさんが運営する団体があります。その団体が日本トルコ文化交流会とキムセ・ヨク・ムを通じてシリア難民に物資を送りました。物資を受け取ったシリア難民達が喜んでいるのをここで見れたことは、私にとっても素晴らしいことです。」と話した。
キムセ・ヨク・ムのコーディネーターを務めるエミン・チャルハンオール氏は、シリア難民への支援を3年に渡り続けているという。日本で起きた地震のために送られた物資について触れたチャルハンオール氏は次のように話す。「日本にある地元の団体が、日本トルコ文化交流会を通じてお返しをしたいと言ってきたのです。もちろん喜んで受け入れました。今日は沢山の支援物資を届けるためにここにいます。当財団では、これまでに合計10万人以上の難民に物資を届けることができました。金額に換算すれば5700万トルコリラ分の支援となりました。


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募金の詳細はこちらから


nittoKAIでは、東日本大震災の救援物資として集まり、使われずに現地で保管されていた防寒具などを、内戦が続くシリアの難民に届ける支援活動へ協力することとなりました。つきましては、皆様からのご支援・ご協力をお願い申し上げます。

この支援活動は、岩手県釜石市や陸前高田市、宮崎県気仙沼市などへ、2011年の東日本大震災の救援物資として集まったものの使われずに保管されていた衣類や毛布、靴などの防寒具を、トルコのシリア国境の街キリスにて避難生活を送るシリア難民に支給するというものです。来週には段ボール約1300個分の支援物資がトルコへ届けられる予定です。
この活動において、nittoKAIは東北地域の倉庫から成田空港への運送費、空港での関税手続きを担当いたしました。日本からトルコへの輸送はトルコ航空が、トルコ国内での運搬・支給にはトルコ最大の災害救援NGOであるKIMSE YOK MU(キムセヨクム)がそれぞれ無償で行います。東北での物資の梱包・積み込みは、仮設住宅で暮らす東日本大震災の被災者の皆さんにご協力いただきました。

nittoKAIでは、このような活動を皆様と共に行っていきたいと考えております。ご理解とご協力を頂ければ幸いです。

募金振込先口座:
みずほ銀行 新宿南口支店(069)
普通口座 1924939  特定非営利活動法人日本トルコ文化交流会
※お振込み名義欄にお名前と「ボキン」とご記入ください。(匿名希望の場合も「ボキン」はご記入ください)
 
目標金額:
100万円

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