Dec11

スーフィー公演

日本トルコ文化交流会とコンヤ日本文化センターの共催による、「スーフィーの旋回舞踊公演」が11月29日に東洋大学にて行われました。
会場は700人を収容できる大きなホールでしたが、ほぼ満席のご来場を頂きました。
トルコ大使もご来場され、スーフィー(メヴレビー教団)の創始者ルーミーの有名な教えをご紹介されました。
講演の前に、東洋大学文学部哲学科 教授 永井晋 先生より「スーフィズムとは何か―イブン・アラビーを中心として」 と題したセミナーを聴き、スーフィーについて基礎知識を学んでから、いよいよ公演を観賞です。
公演は、まず、生声によるアザーン(モスクで礼拝を呼びかける呼び声)の披露から始まり、バーラマやネイなどの伝統楽器によるスーフィー音楽の演奏が続きました。
音楽が一通り終わると、セマーゼンと呼ばれる舞踊僧が登場し、旋回の儀式を披露しました。
旋回が終わると、並んでコーランの一節が詠みあげられ、祈りを捧げて終了しました。
この場を借りて、ご来場くださいました皆様、ご後援いただきました東洋大学 国際哲学研究センター、協賛を頂きました在日トルコ大使館、トルコ航空、トルコ共和国開発省、トルコ共和国セルチュクル市、Mevlana Development Agencyに感謝いたします。