Apr24
第40回セミナー「日本の国際平和協力のあり方」
「日本の国際平和協力の在り方」
4月24日に第40回セミナーを開催しました。
今回は、紛争解決や平和構築がご専門の上杉 勇司 教授をお招きして、混迷する世界情勢の中で国際平和のために日本はどのような平和政策を実現できるのかをお話いしただきました。
要旨
ウクライナやシリア危機など昨今の国際社会を取り巻く情勢は混迷を極めている。
平和を希求する日本は、このような国際平和を揺るがすような問題に対して今後はどのように振る舞っていけば良いのだろうか。
また、日中関係や日韓関係がそれぞれの歴史認識を巡ってぎくしゃくするなかで、安倍政権が推進する集団的自衛権の行使や憲法改正といった日本国内の課題は、アジア地域の平和と安定にどのような影響を及ぼすのだろうか。
日本の平和、アジアの平和、そして国際平和を維持するために、国際社会の一員として、日本はどのような方針を掲げ、いかなる政策を実現していくべきなのかを考えていく。
講演者プロフィール:
上杉 勇司 (うえすぎ ゆうじ)
1970年静岡県生まれ
国際基督教大学社会科学部卒、米国ジョージ・メイソン大学院紛争分析解決研究所修士課程修了、英国ケント大学政治国際関係大学院博士課程修了
平和・安全保障研究所研究員、沖縄平和協力センター事務局長、広島平和構築人材育成センター副理事、広島大学大学院国際協力研究科准教授などを経て現在、早稲田大学国際教養学部教授