今回は日本におけるトルコ近代史研究の権威、東京外国語大学大学院 教授の新井政美先生に、現代トルコにおけるイスラームと近代化の関係、その中に顕在するオスマン帝国の遺産についてお話しいただきます。
いわゆる「アラブの春」以降、中東世界でのイスラーム化は、不安感とともに報道されることが往々にしてにありますが、イスラームと近代化は相反するものなのでしょうか。多民族・多宗教の住民を統治していたオスマン帝国の叡智、それを引き継ぐ現代トルコの現況から、グローバル化の進む現代世界に暮らす我々にとっても学ぶべき点を探ってみましょう。

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