Feb17
「災害を通して見るトルコと日本」
第54回セミナーは筑波大学人文社会系助教の木村周平氏をお招きし、ともに地震国であるトルコと日本が抱える問題などについて両国を比較しながらお話いただきました。
【講演概要】トルコ・マルマラ地震より15年が経過し、東日本大震災からも5年が経過しようとしています。しかし、ともに地震国であるトルコと日本において決して災害は過ぎ去ったことではなく、つねに現在・未来の問題でもあります。本講演においては、主にこの2つの災害後に行ってきた現地調査をもとに、「災害に備えること」にかかわるトルコの人々と日本の人々の共通性と差異はどのようなことか、そして相互に何を学べるのか、ということについて、会場にお越しの方々とともに考えたいと思います。