日本トルコ文化交流会 TURKEY JAPAN CULTURAL DIALOG SOCIETY

Feb26

2018年2月26日(月)、東京・元赤坂の明治記念館にて第4回「エルトゥールル号からの恩返し 日本復興の光大賞18」表彰式・懇親会を開催いたしました。

式典では池上彰審査委員長をはじめとする審査委員の皆様から、表彰に至るまでの審査経過や講評などをいただきました。

受賞団体は以下の通りです。

【「日本復興の光大賞18」大賞】賞状、トロフィー、賞金100万円授与
「特定非営利活動法人 三陸ボランティアダイバーズ」(理事長 佐藤寛志様)

【「日本復興の光大賞18」特別賞】賞状、トロフィー、賞金30万円授与
「一般社団法人 雄勝花物語」(代表理事 德水利枝様)
「一般社団法人 こころスマイルプロジェクト」(代表理事 志村知穂様)
「特定非営利活動法人 フラガールズ甲子園」(理事長 小野英人様)

また、各団体の活動内容の概要は以下の通りです。

「三陸ボランティアダイバーズ」・・・津波のため海中に今も多く残るがれきなどの撤去・回収をダイバーたちで行う。作業を通じて地元漁師と良好な関係が築かれ、水中清掃の他、減少した生き物を増やす活動などにも合同で取り組むようになった。津波被害の伝承や、復興状況を学ぶ機会の提供、アンテナショップ出店などにも携わっている。

「雄勝花物語」・・・津波で壊滅的被害を受けた石巻市雄勝町の「花と緑の力」による復興を目指す。「雄勝ローズファクトリーガーデン」を拠点に、バラやハーブを栽培、コミュニティーの場としても被災者から親しまれている。大学生や企業からのボランティアを6年間で5千人以上受け入れ。現在は「日本北限のオリーブ栽培」も目指している。

「こころスマイルプロジェクト」・・・震災で家族を失ったりトラウマを抱えたりした子どもたちを対象に遊びやアートを通じた心のケア、復学支援を実施。引きこもり状態の子どもを家庭訪問し状況把握、保護者対象の傾聴、訪問サポート、拠点であるスマイルハウスでの復学準備という流れで支援を行っている。関わったほぼ全員が復学を果たした。現在22名をサポート中。

「フラガールズ甲子園」・・・全国の高校生フラダンスチームの祭典である「フラガールズ甲子園」を開催。震災の年に東京で第一回目を開催し、今年で第七回目を迎えた。高校生たちの人格形成、人間的な成長にも貢献している。いわきを起点に、国内のみならず広く環太平洋地域に日本製フラ文化を広めるのが理事長の夢だ。

式典では、受賞団体の皆様、審査委員の皆様より東北の復興を願うお言葉を頂戴いたしました。団体リサーチの際にお手伝いいただいた報道関係各社、一般社団法人RCF、その他ご協力いただいたすべての皆様、ご参加いただいた皆様に心より厚くお礼申し上げます。

また後半では、受賞団体である「フラガールズ甲子園」の大会で優勝経験もある日本芸術高等学園フラダンス部によるダンス、神宮前インターナショナルエクスチェンジスクールの生徒たちと、トルコの楽器を含む演奏によるミニ・コンサート、トルコ民族舞踊のパフォーマンス、「エルトゥールル号」に関する語りも行われ、式典に華やかな彩を添えてくれました。

【日程】
2017年12月19日(火):審査会
2018年 2月 26日(月):17時30分より記者会見、18時30分より表彰式

【選考方法 】
(1) 地元に密着して、草の根で頑張っている民間団体。人に知られず、地道に活動を続けている「縁の下の力持ち」的な団体に少しでも光を当てる。

(2) 被災地、被災者のために10年、20年、50年と長期的な視点に立って地道に活動している団体とする。活動の成果が、必ず地元に還元されるように取り組んでいるところとする。

【賞の趣旨】
明治時代に日本を訪問したトルコ・オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号はその帰途、和歌山県串本町沖で岩礁に激突、爆発するという大惨事に遭遇した。地元住民による必死の救助も虚しく587人が死亡、生存者はわずか69人だった。しかし、日本全国から義援金が寄せられ、生存者は日本の軍艦でトルコまで無事に送還された。トルコ国民は日本人の厚意に心から感謝し、この出来事は両国友好親善の礎となった。
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、岩手、宮城、福島の3県を中心に甚大な被害をもたらし、戦後日本最大の自然災害となった。世界中が支援を送る中、トルコからも官民それぞれのレベルから救助や支援が送られた。当会も数日に渡る炊き出しや、被災地の子供達を元気づけるためにトルコ旅行をプレゼントするなど、様々な活動を行ってきた。
しかし、震災から7年たち、記憶の風化が懸念される。当会ではエルトゥールル号の恩返しと一日も早い友好国・日本の復興を応援するため、2015年に「日本復興の光大賞」を創設した。ジャーナリスト・池上彰氏の全面的な協力を得て、復興のため地道に尽力している民間団体の中から特に優れた団体を選び、その活動や想いを世に広め、さらなる日本・トルコの友好関係発展を願うものである。

【審査委員】(敬称略)
審査委員長:ジャーナリスト 池上彰
女優 宮本信子
東京大学大学院 法学政治学研究科 教授 藤原帰一
立命館大学 衣笠総合研究機構 准教授 開沼博
特定非営利活動法人日本トルコ文化交流会 理事長 ウグル・ユジェル

【後援】
岩手県、宮城県、福島県、岩手日報社、河北新報社、福島民報社、福島民友新聞社、岩手めんこいテレビ

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最新イベント情報

nittoKAI 活動案内(PDF)
第1回エルトゥールル号からの恩返し・日本復興の光大賞15 報告書(PDF)
第2回エルトゥールル号からの恩返し・日本復興の光大賞16 報告書(PDF)
第3回エルトゥールル号からの恩返し・日本復興の光大賞17 報告書(PDF)
第2回 日本・トルコメディア・ワークショップ(PDF)
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